のぶみさんが手がける『大きなのっぽの古時計』は、あの有名な童謡をもとにした絵本。
小さな子どもから大人まで、心にすっと入ってくる“時間”のお話に仕上がっているようです。
歌が絵本に変わるとき
童謡でおなじみのメロディーが、ページいっぱいの色や形になって広がる。
赤ちゃんだったおじいさんの頃から、大時計とともに歩んできた人生が、絵で見える物語として描かれているんです。
時計はただの道具じゃなくて、母のぬくもりや家族の思い出を映す“もうひとりの登場人物”みたいな存在に。
親子で声に出したくなる本
絵本って、ただ読むだけじゃなく声に出すことで生きてくるもの。
おじいさんが時計に語りかける姿が描かれているこの絵本は、読み聞かせの時間にぴったり。
目の前の子に語りかけるように読めば、自然と心に響くリズムになるはずです。
発売は2025年9月
サイズはB5変形の見やすい大きさで、対象年齢は3~5歳くらい。
価格は1,980円(税込)。
手に取った瞬間から、懐かしい歌とともにページをめくる時間が始まりそう。
思い浮かぶ情景
まだ開いていないのに、なんだか想像できるんです。
大きな時計の前に腰を下ろすおじいさん。
静かな部屋に、母の声と時を刻む音が重なるような場面。
そんな光景がふっと浮かぶのは、この絵本の力なのかもしれません。
“時間”って目に見えないけど、絵本を通せば手で触れられるような気がしてきます。
さて、あなたならこの時計の音、どんな風に聞こえるでしょう?
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